人には、涙の数だけ伝えたい想いがある。


その涙を、両手でそっと受け止めて


泣きはらした瞳を見てみても


その想いの一部だってわかりはしない・・・



だけど、自分の想いを伝える事はできる


怖くても、勇気を出して言わなきゃいけない



「君はどうして泣いているの?」


「僕にできることは何かないの?」



じっと見つめて、黙っているキミに


何度だってつたえなきゃいけない



「君の涙を見ると胸が痛いよ」


「僕だけじゃどうしようもないよ」



だって、僕のこの胸の痛みに効く薬は


君の涙の後の笑顔だけだから・・・


だから、教えて欲しい


涙の理由を


頼って欲しい


君が好きだから―