私には行けない場所がある。



願っても、願っても



何をしても・・・



でも、その場所のことを知ることはできる



あなたからの言葉で・・・



どうしてだろう?



その場所は、ただ在るのに。


私が感じるその場所は



まるでそこに居るようにはっきりしていたり

おとぎ話のように



虚ろであったり・・・





あなたが口を開く度


惑う



見えているようで

感じられているようで


遠いようで

確信できたようで



触れられたようで

無視されたようで




私にとって、あなたの世界は何なの?

あの日、あの時、あの場所の、あなたの傍らで


その瞬間を


あなたの瞳の中に入って



瞬きも止めて



何もかも見れたら




こんなには、苦しくない。




「ひとつになりたい」




でも、あなたと私でいたい・・・。




あなたと私でいたいよ。





ふたつの願いは



真実ではなく、信じる事で




叶えたい。




そう想っても




私はまだまだ






弱くてダメだな・・・。